【指導論】成功の味
先日、今津中学校の2学期中間テストが終了したかと思います。
過去に例を見ない、9月末の中間テスト。夏季講習が明けたかと思えばすぐさまテスト対策授業へと移行し、息つく暇もなく生徒さんたちはテスト勉強に追われたことでしょう。
当然ながら、集中力の低下が気になり始める生徒さんもおり、やる気が起きないパターンに入ってしまう子もおりました。
やる気というのは、いわば気持ち、心のなかの話です。人間の行動パターンはすべてと言っていいほど、アクションを起こすことが先行し、そのあとに気持ち、感情が動き出します。
ごはんを食べる→おいしいと感じる、映画を見る→涙があふれるなどがその具体例です。
とある生徒さんも集中力低下パターンに入っていたので、たとえば家で部活の自主練を2時間がんばったら大トロのお寿司食べ放題に連れて行ってもらえるとした場合、君ならどう?とたずねてみました。
もちろん、がんばる!2時間もできるかわからないけど、やってみる!と話してくれました。
ところが、お寿司の味を知らない子どもに同じ提案をしても、きっとやる気に満ち溢れることはないと思います。お寿司を食べたことのないって現代っ子も少ないでしょうが、あくまで例えです…。
つまり、味を知らないところにアクションの話をしても、モチベーションがないため、気乗りしない勉強であればことさら前向きに取り組もうとはなりにくいのです。
塾としてお手伝いできることのひとつに、この話で言うところの味を知るという要素があると思います。いわゆる小さな成功体験というものです。
何事もまずはやってみる。やって見せる。一緒に取り組む。
そのなかで徐々に自分ひとりで考える時間や行動する時間を増やしていき、学校のテストなのか塾内の小テストなのか外部の模試なのか、何かしらのカタチで結果という味を覚えてもらう。
思春期・反抗期でなかなか家では言うことを聞かないと相談を受けることも多々ありますが、たいていはこういった流れのなかで信頼関係を作っていくことができ、適度な距離感で見守りつつ本人にたくさん経験を積んでもらいますと、素直に努力する姿勢やこのままではまずいと焦りを感じ、それをきっかけに前向きなアクションを起こしてくれるようになります。
彩アカデミーでは生徒それぞれの学習の様子を観察し、タイミングを見ながら声かけを行い、成功の味について共有するようにしています。
彼らのテスト結果が、次の成功体験につながることを願っています。
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