【成長論】興味と行動の関係性
以前に勤めていた学習塾で何度か耳にした「うちの子、興味がないと全くやらないんですよ」という言葉。
私にはとても違和感満載の言葉なんです。
人間、興味がなければ当然行動にはうつしません。痩せる必要もないのにダイエットはしないでしょうし、一方で好きなアーティストがいるからライブにも行きたい!と思えます。
興味という動機付けがかなり強くないと、その後の行動を起こすということにはなかなか結びつかないものです。
そこで、こと勉強においてです。
一部の勉強好きをのぞき、ほとんどの中学生たちは自分の生活における優先順位の中で「勉強」がいったい何位にランキングするでしょうか。(いま教室にいる生徒にアンケートをとったら「下から4番目くらい」と言っていました…現実)
どんな教育環境で生活してきたかにもよりますが、やはり日本の教育はまだまだやらされる学びというのが一般論かと思います。つまり、自ら手を伸ばして何かを学ぶことの後押しが非常に微力なんです。
そんななかで「興味」を先行させて子どもにやりたいことを選ばせていきますと、どうしても選択肢は少なくなり、次への可能性も小さいものになってしまいます。
ある程度は大人が導線を確保し、まずはやってみるという「行動」を先行させてもいいのではないかなと思います。
実際、彩アカデミーでも生徒たちにはどんなこともまずはやってみると伝えています。
机上の勉強に限らず、人間関係や外での遊びにおいても、触れる・試すということを大事にしています。
教室内にはウクレレがあったり、マンガも置いてあったり、パズルやオセロ、卓球、いろいろなジャンルの本やDVDも生徒たちの目につくところ、手の届くところに置いてあります。
授業では、青ペンで丸付けをしてみたり耳栓を使って英文の音読をしてみたり、既存の手法だけにとらわれないようにして自分らしい学習方法を探ってもらっています。
映画の予告編のように、ある程度の方法や考え方がダイジェストとしてわかってくると子どもたちは「今度は自分がやりたい」と言い始めるものです。
あるタイミングまでは半ば強制的にでもさまざまな学習法に触れてもらい、その中で徐々に自分らしい学び方をつかんでもらう。そんなことを大事にしながら、ここでの学習に励んでもらっています。
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