【塾論】塾選び編
先日、保護者の方と話をしていて、そもそも塾ってどうやって探すのか、いい塾とは何か、何を比較検討すればいいのかという話題になりました。
そこで、私なりにではありますが塾探しや塾選びの方法をご紹介したいと思います。
①大手学習塾か個人塾か
大手学習塾の魅力は強いて言うなら、そこに通っているというブランド意識やカリキュラムが完成しているということかと思います。
ただ、授業料はどうしても高くなってしまいます。中学受験にしろ高校受験にしろ、月額授業料や講習会費などがさらりと10万20万と請求される月が出てきます。
また、大手学習塾のほうが情報力があるかというと、ここはそうでもなかったりします。
教室長以外は教科担任制で、入試問題についてはよく研修を受けたのだろうなと思いますが、各高校についての情報量はあまり持っていなかったりします。本部が一括管理するため、大手学習塾の場合、教室長レベルではあれこれやらせてもらえる権限があまりありません。
個人塾は教室長=塾長というパターンが多く、塾長自ら足を運んで情報を集めたり、懇談などで吸い上げたりしているはずですので、いくつか質問すれば上辺の情報ではなく実際の様子や評判などの情報を持っているのかどうかがはっきりわかると思います。
授業料も大手学習塾ほどではないところが多いでしょう。
複数教室をかまえるコスト、地代の高い場所に出店するコスト、正社員をたくさんかかえるコスト、年間を通してあらゆる媒体に広告をうつコストなどがかからないため、個人塾のほうが授業料ではパフォーマンスは圧倒的かと思います。

②年間学費
前述のように個人塾のほうが費用負担が少ないということが多いかと思います。
ただ、注意すべき点は年間学費です。年間でどのくらいの費用がかかるのか、資料請求や説明会でその費用を示していないところもあります。
季節講習会や年末年始などは特に受験生であれば、志望校のこともあるため提示された金額からなかなかノーとは言い難いところでしょう。
個別指導塾の場合、夏期講習などは何コマ取るかによって費用が変わってきますので、生徒それぞれで授業料は異なってきますが、難関校を目指すとなるとそれなりのコマ数が必要です。ただ、それは言い換えればそれ相応の金額にもなります。
普段の授業料+講習会費ですから、2ケタはやはりかかってくる可能性が高いと思います。

③指導者
大手学習塾=正社員講師とはかぎりません。国公立大学や関関同立の学生アルバイトの講師が授業を受けもつというこももちろんあります。
学生アルバイトは私も大学生のころ全国規模の大手学習塾で働いていましたが、生徒さんとの距離も近く、大人から教わると委縮してしまうという生徒さんでも気軽に授業を受けることができるかと思います。
ただ、アルバイトゆえ、授業の5分前に出勤し、その日の担当生徒や担当授業を確認する。それだけの準備時間で授業に入るため、学生講師の学力レベルによって指導の内容にはバラつきが出てきてしまいます。中には予習をしっかりと大学の図書館などで行って授業にのぞむ学生講師もいるかと思います。
身近で楽しくという点ではいいかもしれませんが、先を見越したり、カリキュラムを調整したり、その生徒にあった指導方法を考えたりという点では正社員講師たちの準備力や引き出しとは雲泥の差になってしまうでしょう。
何より短期的な指導なのか、中長期的な学習指導と進路指導なのか、ここが学生講師と正社員講師の違いかと思います。
もっと言いますと、大手学習塾とはいえ担当が毎年変わるということもありますので、その点でいえば個人塾は入塾から受験までを一貫した講師が担当するため、心強いですし強み弱みをふまえたうえでの信頼関係やその生徒の性格を見て志望校のアドバイスができるというのが大きな利点かと思います。
ちなみに塾によっては実際に教えている人が、非常勤講師ではあるものの大手学習塾をやめて地元個人塾で教えているというパターンがありますので、塾の看板(ネームバリュー)も大事ですが、どんな講師が教えるのかで判断するのがいいかと思います。
看板は違えど、中身はむしろ個人塾のほうがベテランということはよくある話なんです。
大手学習塾も個人塾もそれぞれで得意分野がありますので、まずは説明会に参加してみて、その教室のカラーや対応力、指導力を見たほうがいいかもしれません。
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