サクラ咲ク
先日、今年度の彩アカデミー中3生の入試に関連するもろもろの試験や面接が無事終わりました。
彩アカデミーとして出発した2022年度。中3受験生は1名だけでしたが、ありがたいご縁でつながった受験生でした。
新規開校以降、勉強の様子を見てきましたが、その生徒が大きく動いたのは冬。
個人面談を繰り返し、ときには叱る場面もあり、いろいろな視点から入試とは何か、進路とは何かということを伝えてきましたが、12月中に方向性がかたまり、生徒本人にも明確な自覚が芽生え、勉強の仕方に変化があらわれてきました。
英語の勉強では調べた単語の意味をびっしりと書き込んで長文和訳を作り、間違えた問題はすべてノートに書き出して整理。晩も遅くまで教室で勉強しては、翌朝、学校に行く前に自宅で再び勉強。後半は、むしろこの勉強スタイルじゃないと気が済まないとまで語ってくれました。
英語で培った論理力は得意科目の数学へも応用され、久々に入試問題の数学を解いても、その腕は全く落ちず、高得点をたたき出していました。
国語の古文が苦手と話してくれたときも、古文読解の方法を教えましたが、やり方がわかればこっちのもんと言わんばかりに、黙々と取り組んでくれていました。
思い返せば、この「方法論を教わると、その後は自分のものになるまで何度も問題を解いて吸収する」というパターンの学習法になっていたかと思います。彼の場合は、ここが非常に強みでした。
自覚と行動。
これらの連続で最後の約1ヵ月間を駆け抜けてくれましたが、そこで多くのことを経験し、成長してくれたかと思います。本当によくがんばりました。
テストが近づくにつれ、うるさいほどに不安な気持ちを吐露していましたが、それも入試や進路のことを自分事だと強く思えていることの現れだと思います。
個人的にうれしかったことは、受験勉強後半、「ありがとう」という言葉が増えたこと。
もともと言わなかったなんてわけでもないのですが、特に入試の追い込みが始まってからは、よく耳にするようになったかなと思います。
どんなことも当たり前ではなく、すべては自分のためだと思い、感謝の言葉を述べる。そんな彼の姿勢に、こちらも気持ちを込めて応えたいと思い、指導に熱が入ったのを覚えています。
勝ち取った結果は、まさに自分の努力の証。大きな自信にかえ、次のステージでも夢に向かって歩んでほしいと願います。
ひたすら反復と振り返りを行い、弱点克服に挑戦してくれた君の姿に、最後はこっちまで勇気をもらえたよ。志望校合格、本当におめでとう―。
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